「シャンパラを往く者」
8月6日オフ会ミッテ10にて鑑賞しました。

突っ込み所満載で、最早どこから突っ込んでイイものやら悩む所ではあるのですが。設定が結構無理がある。それをあの時間に無理矢理まとめた辺りは凄いのかもしれません。あと、兄弟好きには美味しい展開がたっぷりんこ。

突っ込み入れたい箇所(順序バラバラです)

・ハイデリヒの説明というか、兄さんとの関わりをもう少し説明して欲しかった。

・エッカルトの目的が希薄。最後にシャンバラが恐かったから壊したかったなんて言われたって説得力無し。じゃああの「シャンバラ…。」って言ってた時の恍惚とした表情はなんだ。恐がってるようには見えないって。

・だったら最初から「別世界がこちらに攻めてくるかもしれないから、その前にこちらから攻める。そして兵器もごっそり頂く。」みたいな事ナチスとかに言ってた方がまだ解るんだけど。唐突すぎて変。

・成長して綺麗になったウィン。それは良いけどあなた本当に18s(以下略)

・兄さん、機械鎧持ち逃げですかー!

・パパ、一体何日間エンビに咬まれてたんだろう…。

・そういやあのグラちゃんはグロ画像すぎ。違う意味での18禁。

・そしてグラとラースの戦い長すぎ。そんないらない戦闘シーンより入れなきゃいけないエピソードはたくさんあるだろう。

・撃たれちゃったリヒ君。病弱で先が長くないのに、なにも銃殺させなくてもいいと思う。何故あそこまで幸薄いキャラにしたんだ。

・血まみれリヒ君を見て動揺したのは一瞬だけですか兄さん。あなたいくら弟が追っかけて来てくれて嬉しいからって、世話になってた友人の死にあっさりしすぎです。(しかも相手は弟そっくりの顔の同居人)


ここから兄弟萌え(主にアル)ポインツ!!

・鎧アルのエコーかかった声、相変わらず可愛い…v壁をよじよじする姿がめちゃラブリー!!思わず下から覗きこみt(以下略)

・生アル初登場は砂漠シーンから。水を飲もうと舌を出す姿にいけない妄想が広がります。うちの兄さんがあれを見たら、そのままディープきs(以下略)

・リオールの町での戦闘というか錬成シーン。ダボダボ兄さんコスで攻め気ムンムンなアルフォンスにトキメキしっぱなしです。

・つーか、手パンもどき錬成格好良すぎる!!!

・兄弟、束の間の再会。状況を解ってないとはいえ、人前でスリスリしちゃう鎧(inアルの魂の一部)。しない、しないよ。いくらずっと探してたとはいえ、兄にほっぺたスリスリは普通しない。

普通の兄弟ならね。

萌えろと言わんばかりのシーンでした。良いんだ、躍らされてても良いんだ。

・鎧の後ろにへばり付いて脱出。可愛すぎるぞ君達…。

・時間切れで二人はまた離ればなれ。目覚めて涙を流すアルフォンス。妙に作画に力が入ってませんでしたか。


・魂の抜けた鎧の頭を持ち帰る兄さん。持ち帰る辺りが兄さんだよな。
帰れるかもしれないという希望が再燃して浮かれてます。周りの微妙な反応すら気付かない鈍い兄さん可愛いよ。

・兄弟手パン錬成。生アル版は原作で見れるのはまだ先だと思うので嬉しい。相変わらず息の合ったコンビです。

・「久しぶりなのに上手いね。」って、危ない台詞だ。

「兄さん、兄さん、兄さ〜ん!!」 この映画最大の萌えポインツ。CMで流れるこのシーンに、いつも画面にかぶりつきでした。アルが可哀相と思いつつも泣き顔に萌える。私が男だったら(もしくは兄さんだったら)あの顔で三回は抜(強制終了)

・そんな可愛い弟を残して戻ってしまう兄。バカチーン!

・そしてそんな兄を追っかけて行っちゃった行動力ありすぎな弟。

・戻れないと解っているのに今まで生きてきた世界を捨てますか。それって容易に出来る事じゃない。
普通の兄弟愛ならありえないから。

・近くにリヒ君の遺体があるってのに二人の世界を作る兄弟。明らかに兄を口説いているとしか思えない弟の台詞の数々。
そのまま押し倒してくれてもいい。襲い受けでも誘い受けでもいい。
もしかしたら画面に映ってない一瞬のすきに一回くらいはやってるかもしれない勢いでラブラブな兄弟。あまりに萌えてそれで全ての矛盾や突っ込み点をスルー出来そうな自分。


・ラスト、新婚旅行へと旅立つ兄弟。兄に会えたからイイや、とばかりにバッサリと髪を切ってリヒ君そっくりになってたアル。凛々しい。でもほんとに13歳…?

・そのまま二人は愛の逃避行。世界は二人の為にあるんだね。


という感じで兄弟好きには堪らん展開天こ盛りなわけですが。
同じくらい、それ以上に矛盾や突っ込み満載でもありました。
ナチスの事とか、エッカルトの事とか。錬金術無しでどうやって門を壊すのとか。
アニメ誌情報で、映画では兄さんとウィンの関係が…みたいな事が載っていたと聞いて、てっきりラストは兄さんが錬金術世界に戻ってきて二人がくっつくみたいなベタな展開なんだろうと思っていたら、「もう待たせてもくれないのね…。」だし。
パパとラースは噛み殺されて、グラもエンビもあんな最後。
リヒ君は言うに及ばず。

はっきり言って、幸せエンディングは兄弟だけですよね!!?

兄弟好きとしましては、萌えます。萌えますが。釈然としないものも残りました。
でも何だかんだ言って
「アルフォンス格好可愛いーーーー!!!」
で全てがOK、麗しくも常識的にはありえない程の兄弟愛を見せてくれて御馳走様でした!という気分です。

また見に行きます。そしたら感想も少し変わってくるかな?


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