第50話 「腹の中」
嘘でしょおおおおおおおおおっっ!!! 

で感想を終わらせたくなってしまった今回のお話。兄さーーーん!!


エンビ相手に蹴りやパンチ炸裂な兄さん。
以前第五研究所でチビって言われたのも覚えてたんだね…。
あんなに怪我してボロボロだったのにね…。流石って言って良いのか分からないよ兄さん…。
アルに取り押さえられてる兄さんが可愛いです。と思ってたら、次のページではアンテナ掴まれてる?アル、兄さんのアンテナ抜けちゃうよ!(笑)
グラを捕ったと思った後、兄弟してひっくり返るコマがなんとも可愛いです。
パンダが着いてなきゃ、アルのふんどし捲れてたのかな。(変態発言)

そしてそして。最初の叫びに戻ります。嘘でしょぉぉぉぉぉぉぉってばーーーー!!
に、兄さんが兄さんが!グラに飲まれちゃったーーーーーーー!!
アルの伸ばした手が届かなかったのも嫌ー!んでアルの腕も飲まれちゃったのも嫌ー!!
せっかく兄さんに直してもらったばかりだったのに、腕がすっぱり切り取られちゃった…。

震えながら、「兄さん!!くそぉおお!!出せよ!!」とグラに詰め寄るアル。
無理だと分かった時の、「うそだろ……」「兄さん…」。そして絶叫。

「うわあああああああ!!!」

…ごめん兄さん。正直に言います。
私、兄さんがグラに飲み込まれてしまった事よりも、その事でアルが悲しい思いをする事の方がショックで嫌でした。ほんとアルフォンス至上主義だなと今回改めて思った。
だってだって、アルの絶叫がね。凄く悲しいんだ!見開きで見たかった!(←喜んでないか)
一緒にリンだって飲み込まれたのにね。最初こそ「リン!」って言ってるけど、もう必死になってる時には「兄さん!」ばっかのアルに萌えちゃったりもしたけどね。

その後のランファンの涙とか、大ピンチの大佐とか。ロイアイ風味な美味しい場面とか。
色々見所はあるのですが、今回は何を言う気力もありません。
主人公だし大丈夫!どんな手段で戻ってくるのか楽しみにしとけ!と己を慰めてます。
やっぱ着いてっちゃったエンビが何とかするのか?
兄さんが「あの感覚どこかで…」って言ってるし、やっぱ門に関係してるのかな。
(白骨化してる遺体?の着てる服が、何気に兄さんの服に似てるのが嫌)
ここはどこだと絶叫する兄さん、私達も知りたいよ兄さん。

もー、毎回怒濤の展開で何と感想していいやら悩みます。
次、次を早く読ませてくれい!!


8/13追記
グラの体内の白骨、どうやらコーネロさんの部下みたいですね。
そういや食べられちゃってたな〜。すっかり忘れてた。
感想アップした直後、拍手で教えていただきました。凄く納得。ありがとうございますv


第51話「闇の扉」
「エルリックテレパシー 受け取れ弟ー!!」

説明しよう!エルリックテレパシーとはグラトニーに飲まれた兄さんが外の世界にいるはずのアルフォンスに自分の無事を伝えようと血迷って口走った言葉である!!

もうね、惚れたね。今回は兄さんに惚れたね。
本当はこれ書いてる現在(9/12)指の治療で左手が殆ど使い物にならないから、感想は明日以降と思ってたけど読んだらそんな気も吹っ飛びましたね。書かずにいられないってーの。
なんだ、弟にテレパシー伝えようとする時点で普通じゃないよ。なに?一心同体だから?
上下左右果てのない世界で、しかも松明だけの真っ暗闇の世界でアルの腕見つけちゃう辺りすでに人間じゃないかもしれないってーか対アルに関しては充分超能力者?
その調子でテレパシー能力も開花させて下さい。

それ以外にもアルの腕だけ見つけた時、「本体はこっちに来てないって事だよな…」と安心し、「アル心配してるだろうなぁ…」とこの状況でアルの事ばかり。

ほんっっっっっっと兄さんはアルの事ばっかだな!!

エンビに「出口はない。ここで寿命が尽きるのを待つしかない」と言われた兄さん。
死を待つのみと言われて真っ先に思いつくのがアルの姿ってあんた。(ウィンじゃない辺りが…)


「ちょっと待ってくれよ 俺が死んだらアルはどーすんだよ」

ほんっっっっっと兄さんはアルしか頭にないな!!!

他にもアルと兄さんの「諦めない」という台詞。

兄「ちょっとでもあきらめたらアルの鉄拳と怒号が飛んでくるからな」
アル「ボクか兄さん片方でもあきらめたら終わりだ!!」

このふたつのシーンが凄く好きです。この兄弟やっぱり良いなぁvすでに充分テレパシーって言うかシンパシー。


そしてアルですが、グラトニーの「おとーさまにおこられる…」に反応して兄さんを助け出そうと立ち直るのは良いんですが、一人でお父様とご対面ですかー!?
それはあまりに恐い展開なのですが、でもお父様にとってもエンビと人柱同時に失うのは痛手なら何とかなるのかな。グラのあの空間がお父様が作ったものなら尚更。

今回読んでいて思ったのは、この兄弟はお互いがいなかったらとっくに死んでたなって事です。
前々からそんな感じだったけど、今号読んでヒシヒシ感じた。
兄さんは「死」を直前にした時、自分がどうたらじゃなくて一人外の世界にいるアルを思い浮かべ、兄さんが死んだと思っているアルは夜が明けても身動きひとつせずにじっとしてる。
「人柱とエンビ飲んじゃった どうしたらいい」と言うグラに対しても「…知らないよ」と無気力に返すのみ。その後「兄さんは死んだと決まった訳じゃない」という結論にいかなかったら、そのままその場で朽ち果てるまで動かないで終わってたんじゃなかろうか。
そんな危うさも感じたお話でした。兄弟好きには堪らないですけど。

今回は生きる為に革靴食っちゃう兄さんやら、敵にも(一瞬だけ)魂を売る兄さんやら、結構逞しく小狡く妖怪な兄さんもたくさん見れて素敵でした。
来月号はめちゃくちゃ楽しみで恐いですけどね!!

それにしてもエンビの真の姿はデカくてエグイなぁ。あとアルにお腹撫でられて照れてるグラ可愛いなぁ。
兄さん、対エンビ戦ヤバそうだけど、アルが助けるまで何とか持ちこたえてね!


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