・第30話「鎧の中 真理の奥」
アルFANにとっては衝撃の回。何でアルはこんなに辛い目に遭うんでしょうか…(涙)
マーテルさんの血が血印にかかった時の生身アルの右目が衝撃を物語っていて辛い。
自分の中で人が死んでいくなんて、ものすごすぎます・・・。

この回で一番気になること。それは真理とアルとの関係?とでも言いますか。

ネットなどで本誌の感想とか意見とか見ていると、大体の人がエドの方が才能があるという解釈みたいですよね。
それは人体錬成をした際のリバウンドがエドは左足だけで、アルは全身だったからというのが理由みたいです。
(今まではエドが手パンが出来てたからというのもあったんでしょうが。)
この点、私はどうも違う受け止め方をしているようです。
つまり、アルの方が真理により近づける能力があったのではないのか?という考えです。

コーネロがリバウンドで腕がやられちゃってましたが、あれと二人が持っていかれた時の描写ってだいぶ違いますよね?
単なるリバウンドと人体錬成の際に起こったあれは、まったく違うのではないかと思うのです。
それと師匠は一人で人体錬成をして、内臓の一部を持っていかれただけなのに(それだって凄いですけど;)
兄弟は二人掛かりで左足と全身というのは、釣り合わないというか…。
単に師匠と10歳前後の兄弟では能力の差があったとも言えるんでしょうけど。

兄弟が初めてお母さんに錬成してみせた時、「なんとなく」解ると答えてます。
あの年頃の1歳違いなんて大きいのに、アルは兄と同程度の理解をしています。
実際に母親の錬成理論を組み立てたのは兄なわけで、そういう所を見てると兄の方が力は上かな?とも取れるんですが、
そう言った所は別にして、潜在的な力というか、何というか…。表現が難しいです。

どっちが上とかは意味がないことなんですけど、アルの今後に関わりそうで…。
どうも真理がアルの手をガッシリ掴んだシーンが印象的なんですよねー。
ここに深い意味があるような気がして…。凄く怖いです。

とにかく、アルは全てを思い出したわけではないようですし、(思い出していても話してない可能性も有り?)
あのブツンと記憶が途切れた部分が今後お話にどう関わるのか、とっても恐々としています。
それと大総統の「君のその弟 大切にしたまえよ」も妙に意味深で恐いです。
彼がウロボロスの一員である以上、言葉通りには取れないですよね。

ああー、本当にアルはどうなってしまうのだろう…。兄さんと共に幸せになって欲しいんだけどなぁ…。




・第35話「生贄の羊」
まぁ、なんというか凄かったですねー。
先月でロス少尉捕まったと思ったらこれですか。
その前のウィンリィと中尉の和やかな会話とか、大佐を見て本当に嫌そうな表情のエドとかの
楽しいシーンも吹き飛びますね。
1巻とまったく同じような挨拶シーンが微笑ましいです。アルの「あれ大佐こんにちは」可愛いv

衝撃的な展開でしたが、ロス少尉は死んでいないと思います。
もしあれで大佐が本当にロス少尉を殺してたら、無能どころの話じゃないですもんね。
犯人だと疑っているかどうかはともかく、とにかく話を聞きたい所だろうし、大佐はデスクワーク派だと見られていたヒューズさんが、実は腕がたつ事は知っていただろうから、生半可な相手に殺されるはずがない事は解っているだろうし。
識別プレートが不自然に切れていた事を考えても、どこからか身元不明の死体とかを持ってきてすり替えたんだと信じています。

そういえばP218の1コマ目、「…ああ、もう!」と言って駆け出したアルは、リンと66を追っていったのか、
それとも諦めて兄さんの元へ向かったのかが激しく気になります。

だって前者だと7月号で兄弟一緒のシーンが減るし。(兄弟スキーの勝手な理屈)


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